第一回通常総会開催
昨年誕生したMystyle@こだいらの始めての総会が6月16日(土)、中央公民館において開催されましたので、ご報告します。
★2006年度総括
・全体を通して
昨年度は、6月の設立総会に始まり、10月の事務所の開設、11月の法人登記という流れの中で、NPO法人としての立上げのために疾走した一年でした。自主事業の、NPOマネジメント講座・CBシンポジウムは、地域に向けてコミュニティビジネスへの意識を喚起するための布石でした。
また、いくつかの事業を受託したことにより、経営基盤を固め、計画的に事業運営していく基盤をつくることができました。一言で2006年度を表現すると、種蒔きの年だったと言えます。これを今後どうつなげていき、結果をうむかが2007年度の大きな課題です。
・事業について
経済的に自立した運営を目指すMystyle@こだいらとして、少しずつではありますが、着実に実績を積み重ねることができました。企業や経済団体からの事業受託は下請という形ではなく、互いの強みを活かすパートナーシップの中で進みました。
一方、行政とは、関東経済産業局をはじめとした国との連携は進みましたが、地元小平市との連携は足踏み状態でした。
自主事業の講座・シンポジウムは資金の乏しい中での開催でしたが、赤字も最小限に抑えることができ、CB、自立したNPOの運営というテーマを地域に発信することができました。
・運営体制について
事業連携の依頼は各方面から順調に寄せられましたが、内部のマンパワー不足のため、実施にあたっては無理な運営となりました。内部体制の充実は今後への大きな課題であるといえます。
★2007年度の基本方針
前年度が助走期間とすれば、今年度は加速の時期といえます。 新規の事業を新たに手がけるというよりも、現在、実施している事業をより充実させて質の高いものにすることを心がける一年にしていきたいと思います。
・事業について
すでにいくつかの事業はスタートしています。 企業を中心に今後もさまざまな依頼をいただく可能性がありますが、Mystyle@こだいらとして、よりミッションにつながる事業を見極め、無理のないスケジュールのもとで充実した結果を生み出すよう、連携を進めます。また、受託事業にだけ追われるのではなく、自主事業にも力をいれ、地域へのメッセージを発信してまいります。
昨年のシンポジウム参加者などCBへの潜在的ニーズをもつ市民の方たちを対象とした、自主講座の企画・実施をすすめるとともに、年に1回、テーマを決めたシンポジウムの実施も検討します。
・補助・助成事業への取り組み、行政との関係について
当面は、今ある事業に注力することとし、とくに補助・助成事業申請は予定しません。 同時に、行政とは事業で連携するというよりは、さまざまな委員会活動へのメンバーの積極的な参加などを通して、Mystyle@こだいらとしてのミッションのメッセージを発信していきつつ、今後の連携の可能性を考えることとします。
・内部体制の強化
より質の高い事業結果を生むためにも、内部スタッフの充実が急務です。 人材募集をすすめ新たなスタッフをむかえるとともに、内部研修を通じて、全体的なスキルアップをはかり、専門性の高い組織になるべく内部体制を整えます。・地域に根ざした活動
昨年度は立上げ、事業の安定化に注力したため、地域への働きかけは必ずしも充分であったとはいえませんでした。 今期は、地域に根ざした活動により多くの時間と労力をさけるよう、働きかけを強化し、組織名に冠した「@こだいら」にふさわしい活動を推進します。