嘉悦大学大学院特別講座:ソーシャルメディア時代のワークスタイル
嘉悦大学大学院 特別講座「ソーシャルメディア時代のワークスタイル」 |
一般の方も無料参加できる、嘉悦大学大学院 特別講座をご案内します。
| 概要 | プログラム | 参加申込みフォーム |
ソーシャルメディアの普及は、個人のライフスタイル・働き方から、企業のありかたまで、さまざまな影響を与えています。
本講座では、いま、起こっている変化が「人、組織、ネットワーク」のあり方にどう影響し、なにを生んでいるのか、その方向性・実態を知り、未来について考える契機を提供することを目指すものです。
3回連続の講座は、各回ともに二部形式です。
第一部ではソーシャルメディアの最前線の動きと大局的な考え方を、
第二部では、具体的な事例として、とくに地域の中の変化に着目し、多摩エリア内で、ソーシャルメディアと連動した特徴的な動きをご紹介します。
総務省の平成23年版情報通信白書では、「共生型ネット社会」の実現がもたらす可能性について言及。ソーシャルメディアをはじめとするICTの利活用が、人と人とのつながりや個人の不安、地域コミュニティの課題の解消等にどのような影響を与えるかを検証。次世代ICT社会像として「共生型ネット社会」を提示しています。
「平成23年版情報通信白書」の概要
以下、白書より。
・ソーシャルメディアは人と人の「協働」を媒介し、絆を深めることにより、身近な不安・問題を解決するツールとして活用。
・人と人とが支えあい、国民幅広い層の包摂を実現する上で、ソーシャルメディアのポテンシャルは大きい。 しかし、個人情報の漏洩等負の側面も存在しており、解消に向けた取組が必要。
・ソーシャルメディアをはじめICTの利活用を進め、社会に溶け込んだICTの恩恵が国民に幅広く益する 「共生型ネット社会」の実現が期待。
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今回の講座では、
こうしたソーシャルメディアの普及が個人の働き方にどのように影響を与えているのか
個人のワークスタイルの変化、組織のあり方や地域ネットワークの形成プロセスなど、身近な地域の変化を浮き彫りにし、「今後の変化を予測し、変化を取り入れる」ヒントを提供するものです。
●日時 |
※単発参加 可
第1回 10月1日(土)午後1時〜4時半
☆テーマ:ソーシャルメディアとビジネスの変化・地域活性化
講義:個人も企業も最初に損する戦略がなぜ得になるのか?
講師 熊沢 拓 氏(株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ 代表パートナー)
事例紹介:国立市のコミュニティビジネス
「街を変える、を仕事にする」
講師
菱沼勇介 氏(株式会社エマリコくにたち 代表取締役/CESAくにたち 代表)
→内容詳細
第2回 10月8日(土)午後1時〜4時半
☆テーマ:ソーシャルメディア時代に求められる発信力
講義:ソーシャルメディア時代の訪れと、新たな格差の時代〜ソーシャルメディアデバイド 〜
講師 大元隆志 氏(ITジャーナリスト)
事例紹介:三鷹CB研究会
「生きがい、やりがい、ナイスガイ」で地域にあなたは信頼される。そのノウハウを伝えます
講師
堀池喜一郎 氏(三鷹CB研究会 代表/NPO法人シニアSOHO三鷹 初代代表)
須藤恵美 氏(三鷹地域SNSのコミュニティ“ミタカッチ”運営者)
→内容詳細
第3回 10月15日(土)午後1時〜4時半
☆テーマ:「新たな豊かさ」を体感できる、ソーシャルメディア時代のライフスタイル
講義:ソーシャルメディアから生まれる新しいライフスタイルの潮流
講師 イケダハヤト 氏(ブロガー)
事例紹介:田無ソーシャルメディア研究会
「緩やかな組織運営で新たな地域の可能性を掘り起こせ!キーワードは『自らが楽しむ!』」
講師
原田光久 氏(田無ソーシャルメディア研究会 代表/地域経済コンシェルジュ兼プランナー)
鈴木剛 氏(田無ソーシャルメディア研究会 副代表/地域経済コンシェルジュ)
→内容詳細
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●主催/協力 |
主催:嘉悦大学大学院/協力:NPO法人Mystyle@こだいら |
●場所 |
嘉悦大学 A215教室 (東京都小平市花小金井南町2丁目8-4)
→ 交通アクセス 西武新宿線
花小金井南口より徒歩7分 |
●参加費 |
無料 |
●定員 |
各回30名(先着順。定員になり次第、締切りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。) |
●お申込み |
フォームより、お申込みください。 |
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■ 「ソーシャルメディア時代のワークスタイル」講座プログラム |
第1回 |
●10月1日(土)午後1時〜4時半
☆テーマ:ソーシャルメディアとビジネスの変化・地域活性化
<講義> ※午後1時〜3時(講義1時間半、質疑応答30分)
個人も企業も最初に損する戦略がなぜ得になるのか?
講師 熊沢 拓 氏(株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ 代表パートナー)
講師より
ソーシャルメディアの普及はビジネスの世界に革命的な変化を与えようとしています。
これまで安泰と思われていた企業が1年で苦境に陥っています。
反対に、ソーシャル化をテコに、この1年間で大躍進する企業も現れています。
ソーシャル化はこれまでのビジネスの前提を根本的に覆しています。ソーシャル化がもたらしている変化を見つける視点を養いましょう。
また、ソーシャル化は個人のキャリアにも影響を与えます。これから就職、転職する際に、どのような新たなスキル、価値観を身につけておくと有利になるかも考えてみたいと思います。
ソーシャルメディア時代は、個人も企業も最初にあえて損をとることが最適戦略になると思います。その理由は講義で、是非。
(休憩10分)
<事例紹介> ※午後3時10分〜4時半(事例発表1時間、質疑応答20分)
国立市のコミュニティビジネス
「街を変える、を仕事にする」
講師 菱沼勇介 氏(株式会社エマリコくにたち 代表取締役/CESAくにたち 代表)
講師より
僕らの前に街はどういうものとして存在するのか。
街は変えるもの、作るもの。なぜなら、街は人で形作られている。
人は変わりゆく。人は変われる。だから街も変えることができる。
人と積極的につながり、そのネットワークを梃子に街を変えようとする若者たち。
若者だらけの国立まちづくりワールドへようこそ!
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★講師 プロフィール |
熊沢 拓 氏
株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ 代表パートナー
1970年横浜市生まれ。上智大学(経済学部)を卒業後、(株)ジャフコにてベンチャーキャピタル投資をおこなう。慶応大学大学院(国領ゼミ)でMBA取得。その後、ソフトバンクグループでファンドマネジャー、ウィットキャピタル証券で日本初のネットアナリスト。三菱UFJキャピタルを経て、2010年10月独立。
現在は、社会的企業の支援、ソーシャルメディア関連のプロジェクトの立ち上げコンサル。社会的企業のソーシャルインパクトの測定方法を開発。
今後、社会的企業やソーシャルグッド向けの資金調達プラットフォームを展開する予定。ボランタリー経済とマネタリー経済の融合するトレンドをいち早く見抜き、その連結器となることを事業の使命としている。
著書
『ソーシャルビジネスの理論と実践』(エコハ出版、共著)
『粉飾・不公正ファイナンス 第2章執筆粉飾決算』(中央経済社、共著)。
ブログ ソーシャルメディア In-Depth report
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菱沼勇介 氏
株式会社エマリコくにたち 代表取締役/CESAくにたち 代表
一橋大在学時代に、商店街及び行政と大学生が協働して空き店舗活用事業などを展開する「くにたち富士見台人間環境キーステーション」の立ち上げに学生リーダーとして参画。
卒業後、三井不動産、経営コンサルティング会社を経て、国立市にUターン。
学校給食への地場野菜の卸売等をするNPO法人地域自給くにたちの業務を引き継ぐ。
2011年4月に株式会社エマリコくにたちを設立し、「くにたち野菜 しゅんか しゅんか」を経営。また、国立市のコミュニティビジネス中間支援組織であるCESAくにたちの代表を務める。
★株式会社エマリコくにたち 団体プロフィール
株式会社エマリコくにたちは、2011年4月に設立されたコミュニティビジネスの実践会社。
「コミュニティビジネスで儲ける!」を合言葉に、一橋大卒業生4名を中心に組織される。
現在取り組んでいるのは「都市に農地を残す」という地域課題に対して「朝どれ野菜の販売ビジネス」による都市農業の啓発活動。
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第2回 |
●10月8日(土)午後1時〜4時半
☆テーマ:ソーシャルメディア時代に求められる発信力
<講義> ※午後1時〜3時(講義1時間半、質疑応答30分)
ソーシャルメディア時代の訪れと、新たな格差の時代
〜ソーシャルメディアデバイド 〜
講師 大元 隆志 氏(ITジャーナリスト)
講師より
国内では2009年のTwitterブームから始まり、B to Cを中心に普及が進むソーシャルメディア。
2012年からは、いよいよB to Bでもソーシャルメディアの活用が始まろうとしています。
より一層、ソーシャルメディアが私たちの生活に浸透してくる事で、生まれる新たな格差「ソーシャルメディアデバイド」。
ソーシャルメディアデバイドで勝ち抜くための、ソーシャルメディアの潮流、ソーシャルメディアリテラシー、情報発信力について、説明致します。
(休憩10分)
<事例紹介> ※午後3時10分〜4時半(事例発表1時間、質疑応答20分)
事例紹介:三鷹CB研究会
「生きがい、やりがい、ナイスガイ」で地域にあなたは信頼される。
そのノウハウを伝えます。
講師
堀池喜一郎氏(三鷹CB研究会 代表/NPO法人シニアSOHO三鷹 初代代表)
須藤恵美氏(三鷹地域SNSのコミュニティ“ミタカッチ”運営者)
講師より
地域は様々な人が住む。自分が先に発信し、人の組合わせを作るとあなたは信頼される(つながる)。
好きなことから始め、仕事で信頼を得る。「貴方のようになりたい」人が出たら専門家(始める)。
行政、企業との協働事業の進め方にもノウハウがある。事業者の役割を果たす市民(継続)。
「まち元気デジカメ動画」のニュース性、自作主義、感動を伝える作品とそうでない作品と比較。
三鷹で織りなされる「地域事業者意識」「見える化に参加」「感動の共有」を事例紹介。
会場で皆さんと大議論したい。
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★講師 プロフィール |
大元 隆志 氏
10年以上に渡る通信事業者のインフラ設計、提案、企画経験を活かし、技術者視点、経営層視点、ユーザ視点の三つの視点からIT業界のトレンドをわかりやすく伝えることを得意とするITジャーナリスト。
日経コミュニケーション、日経ネットワーク、翔泳社EnteprizeZine、ITイニシアティブ、誠Biz、ITmediaオルタナティブブログ等、様々なIT系メディアで活躍している。
SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。
約600名が参加したソーシャルメディア系イベントとしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者でもある。
著書
「ソーシャルメディア実践の書」(リックテレコム)
「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」(リックテレコム)
「Facebookページプロフェッショナルガイド」 (毎日コミュニケーションズ)
所有資格:米国PMI認定PMP、シニアモバイルシステムコンサルタント等。
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堀池喜一郎 氏
三鷹CB研究会 代表。
元シニアSOHO三鷹,どこ竹@竹とんぼ教室の活動を生んだ代表者であり、地域活動の発現と行政や企業との協働に、Peer to Peerで仲間を生み出す仕組みの実践者。
現在は超高齢社会のエイジングのあり方に取り組んでいる。
須藤恵美 氏
三鷹地域SNSのコミュニティ“ミタカッチ”運営者であり、同名の動画作成自営業を始めた主婦。
動画塾講師として100人を教え200作品を放映中。自身の作成100番組は町の人を元気にする。
★三鷹CB研究会 団体プロフィール
地域には、会社員をリタイヤしたシニアや子育ての終わった女性で「地域でこれがしたい」「思いを実現したい」と考えている人がいる。
地域につながるにはどうすればよいか、そこで信頼されて仕事を始めるにはなにをすればよいかが解らないでいる人が、多数いる。
「三鷹CB研究会」は、そうした“地域と私・始めの一歩”を自分発信をすることだと考え、ブログの発信実践と活用を学ぶ講座をしている。
講座は知識を得るのではなく、仲間とコミュニティをネットで形成する行動を体験し、“ブログ村”で継続して出会い交流をしている。
三鷹周辺で2年間15回の講座、200人のCBブロガーが生れ、CBプレーヤーの見える化を実現。
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第3回 |
●10月15日(土)午後1時〜4時半
「新たな豊かさ」を体感できる、ソーシャルメディア時代のライフスタイル
<講義> ※午後3時10分〜4時半(事例発表1時間、質疑応答20分)
ソーシャルメディアから生まれる新しいライフスタイルの潮流
講師 イケダハヤト 氏(ブロガー)
講師より
終身雇用が崩壊した今、「個」として生きていくために何が求められているのでしょうか。
ソーシャルメディアによって個は融解し、クラウド、コワーキング、ノマド、イクメン、戦略的休学、スタートアップ、インキュベーターといった「個」を立脚させる外部の動きも活発化しています。
「新たな豊かさ」を体感できる、ソーシャルウェブ時代の生き方を提案したいと思います。
(休憩10分)
<事例紹介> ※午後3時10分〜4時半(事例発表1時間、質疑応答20分)
田無ソーシャルメディア研究会
「緩やかな組織運営で新たな地域の可能性を掘り起こせ!
キーワードは『自らが楽しむ!』」
講師
原田光久氏
(田無ソーシャルメディア研究会代表/地域経済コンシェルジュ兼プランナー)
鈴木剛氏(田無ソーシャルメディア研究会副代表/地域経済コンシェルジュ)
講師より
違いを認め合うことで可能性は広がる。地域人を掘り起こして繋げれば地域は宝の山。
「もっと気軽に参加できれば・・・」という地域参画に二の足を踏んでいる様々なノウハウを持つ地域人が大勢いるのではないか?
その地域人を繋いだら化学反応が起こるのでは?
そんな仮説からスタートした本会が取り組む地域人の地域参画のきっかけづくり(繋がりの場づくり)、気軽に参画するためのプロジェクト運営の事例を紹介します。
前半は、副代表の鈴木が推進する各プロジェクトの立ち上げの経緯と現在の進捗状況について、後半は、代表の原田が、本会の緩やかな運営における課題や可能性、本会が目指している組織の運営手法についてお伝えします。
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★講師 プロフィール |
イケダハヤト 氏
ブロガー
1986年生まれ。中学時代に個人ニュースサイト「nubonba」を運営し、月間30万アクセスを獲得。
ソフトバンククリエイティブの月刊誌「ネットランナー」にてネット上の面白コンテンツを紹介する連載を4年間執筆。
大学卒業後、大企業に就職するが11ヶ月で転職。ソーシャルメディアマーケティング支援会社トライバルメディアハウスにてソーシャルメディアマーケティングコンサルティング事業部を立ち上げ。
2011年4月より独立し、講演・執筆活動を中心に行なっている。
著書
「フェイスブック 私たちの生き方とビジネスはこう変わる」(講談社)
寄稿・連載
日経ビジネスオンライン「ソーシャルウェブと選挙」、講談社現代ビジネス「ソーシャライズ!」、greenz、「IT批評」など
ブログ ソーシャルウェブが拓く未来
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原田光久 氏
田無ソーシャルメディア研究会 代表/地域経済コンシェルジュ兼プランナー
1973年杉並区生まれ。「地域社会の幸せ創造への寄与」を目指し、「挑戦」、「追求」、「共生」の場の創出のために2008年、地域活動を開始。
会社員の傍ら複数のNPO及び地域振興ネットワークへ参画。シンクタンク、IT企業での事業開発・経営企画・PR(広報)に従事。
2010年11月、田無ソーシャルメディア研究会設立。
鈴木剛 氏
田無ソーシャルメディア研究会 副代表/地域経済コンシェルジュ
1972年世田谷区生まれ。印刷会社勤務後、27歳でニュージーランドへ自分を見つめる旅に出る。偶然出会った山奥の牧場で、ニュージーファミリーと額に汗して働く。
帰国後、青少年のコミュニケーション力育成に関わる。不登校、ニート、ひきこもりに限らず、様々な人が交流しながら自己表現力の向上を目指す団体「Only One Crew」を2003年に設立。
2010年11月、田無ソーシャルメディア研究会設立。
★田無ソーシャルメディア研究会 団体プロフィール
ソーシャルメディアを介したローカル情報でのマーケティング&コミュニケーション、及び地域社会ネットワーク創造の可能性について、実証実験型プロジェクトを即実行に移す田無(西東京市)を活動拠点とする任意団体。
活動の基本コンセプトは「自らが楽しむ!」。
ツイッターポータル「ニシッター」の立上げ、メンバー発のさまざまなソーシャルプロジェクトなど、活発に活動を展開している。
自立と挑戦、「地域で主体的に考えて、地球規模で行動する」の理念の下に、ソーシャルメディアツールの有効活用による人と人、人と場所のコーディネート及び産業振興・伝統文化の保全・再生のための企画・PR・事業コーディネートを緩やかなネットワークで推進する中間支援組織。 |
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