嘉悦大学大学院 夏期特別講座「ソーシャルメディア時代のワークスタイル」のご案内
嘉悦大学大学院 夏期特別講座「ソーシャルメディア時代のワークスタイル」 |
一般の方も無料参加できる、嘉悦大学大学院 夏期特別講座をご案内します。
| 概要 | プログラム | 参加申込みフォーム |
講座のテーマは「ソーシャルメディア時代のワークスタイル」です。
ソーシャルメディアとは
「情報を共有し、人と人とを結びつける情報システム。人と人とをつなぎ、そこからさらに新しいアイデア、可能性を生み出していくもの。」
具体的には、twitter、youtube、ustereamなどを指します。
2010年、ソーシャルメディアをめぐる情報環境が大きく発展しています。
・携帯市場は08年に契約台数一億の大台を超え(平成20年総務省発表資料「電気通信サービスの加入契約数の状況」より)人口普及率は88.5%(総務省発表 2009年6月時点)、90%の大台に迫ろうとしています。
・平易な動画ソフトの普及により、デジカメ撮影画像から動画を作成する一般層の裾野が広がると同時に、youtube、ustereamの普及により動画情報への親和性が高まりました。
・twitterの訪問者は750万人を突破。またtwitterの日本での利用率は12%で、米国の10%を上回る結果となっています(Nielsen Onlineインターネット利用動向調査「NetView」2010年3月データより)
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今回の講座では、
こうしたソーシャルメディアの普及が個人の働き方にどのように影響を与えているのか
また、個人に限らず、NPO、行政、商店街など、身近な地域のあり方がどのように変わりつつあるのか
などを浮き彫りにし、今後のワークスタイルのヒントを提供するものです。
●日時 |
※単発参加 可
第1回 7月31日(土)午後1時〜3時
「マルチキャリア・サバイバルキャリア」
講師:原尻淳一さん(エイベックス・マネジメント株式会社 宣伝開発本部 リアル&デジタル開発部 部長)
第2回 8月22日(日)午後1時〜4時半
「ソーシャルメディアの活用事例:Non-Profitな使い方」
講師:山田泰久さん(日本財団CANPAN事務局(NPO情報発信担当)/日本ソーシャルブログ協会会長)
「事例紹介:「傍楽」を形に〜多摩東部から世界に発信〜」
講師:有賀達郎さん(エフエム西東京代表取締役)
第3回 8月29日(日)午後1時〜4時半
「ノマドワークスタイル」
講師:小山龍介さん(株式会社ブルームコンセプト 代表取締役 共同経営責任者)
「事例紹介:地域の魅力を発見する参加型フィールドワーク『教室を探せ!』」
講師:酒村なをさん(東京にしがわ大学 学長)
萩原修さん(東京にしがわ大学 職員/デザインディレクター)
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●主催 |
嘉悦大学大学院 |
●場所 |
嘉悦大学C棟 3F (東京都小平市花小金井南町2丁目8-4)
→ 交通・アクセス 西武新宿線
花小金井南口より徒歩7分 |
●参加費 |
無料 |
●定員 |
各回50名(先着順。定員になり次第、締切りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。) |
●お申込み
お問合せ |
フォームより、お申込みください。
★お問合せ
嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科 夏季特別講座担当
メール:forum-g@kaetsu.ac.jp |
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■ 「ソーシャルメディア時代のワークスタイル」講座プログラム |
第1回 |
●7月31日(土)午後1時〜3時
マルチキャリア・サバイバルキャリア
講師 原尻淳一さん(エイベックス・マネジメント株式会社 宣伝開発本部 リアル&デジタル開発部 部長)
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★講師 プロフィール |
原尻淳一さん
マーケティング・プランナー
1972年埼玉県生まれ。龍谷大学大学院経済学研究科修士課程修了。
大手広告代理店にて、ブランドマーケティングのプランニングを7年間行う。
その後、エイベックスに転職し、アーティストのブランディングのサポート、映画宣伝戦略(『レッドクリフPart1-2』)立案、新規事業の事業戦略に従事。
現在、エイベックス・マネジメント株式会社 宣伝開発本部 リアル&デジタル開発部 部長。
マーケティング研究協会講師。
ISIS編集学校師範代。
龍谷大学社会科学研究所客員研究員(08年4月-)龍谷大学大学院非常勤講師。
主な著書として『IDEA HACKS!』、『PLANNING HACKS!』、『READING HACKS!』(いずれも東洋経済新報社)、近著に『30過ぎたら利息で暮らせ』(講談社BIZ)がある。
講師より
終身雇用が失われた時代に今後どうキャリアを積むべきか。
また、ソーシャルメディア時代はワークスタイルにどのような新たな潮流をうむのか。
新しい時代に向けたキャリアデザイン論について、自身のキャリア経験も含めて、斬新に切り込んで行きたい。
そのなかで、ライフワークの重要性を検討し、ソーシャルビジネスのあり方も視野に入れたマルチ・キャリアのあり方を一緒に考えて行きたい。
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第2回 |
●8月22日(日)午後1時〜4時半
ソーシャルメディアの活用事例:Non-Profitな使い方
講師 山田泰久さん(日本財団CANPAN事務局(NPO情報発信担当)/日本ソーシャルブログ協会会長)
事例紹介:ハッピーう〜たん
「「傍楽」を形に〜多摩東部から世界に発信〜」
講師 有賀達郎さん(エフエム西東京代表取締役)
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★講師 プロフィール |
山田泰久さん
日本財団CANPAN事務局(NPO情報発信担当)/日本ソーシャルブログ協会会長
1973年群馬県生まれ。1996年日本財団入会。
2005年から4年間、福祉の助成担当として、563件の助成事業と障害者就労支援や発達障害、小地域福祉活動などの新規事業開発に携わる。
2009年6月より現職となり、「共感×信頼→つながり力」で社会を支える社会情報インフラ「CANPAN」の企画・開発、普及・利用促進に取り組んでいる。
人、地域、社会に良いことが大好きな「ソーシャル系男子」として、日々ソーシャルな情報を行なっている。
Twitter:@canpan2009 ブログ:山田ホールディングスhttp://blog.canpan.info/p-hd/
講師より
Twitterなどのソーシャルメディアは、個人、ビジネス、ソーシャル(社会的課題の解決)の3つの領域で積極的に活用されている。
ここでは、NPOや社会起業家など、あまり知られていないソーシャルな分野での活用事例をもとに、TwitterやUSTREAMなどのソーシャルメディアのさらなる可能性を探るとともに、NPO的な活用方法であるネットワーク・コミュニティづくりを個人のワークスタイルや地域活性化にどのように応用できるのかを考えたい。
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有賀達郎さん
エフエム西東京代表取締役。1950年東京生まれ。
小学校から高校まで武蔵野市に通い、この多摩東部エリアがホームグラウンド。
文化放送で16年勤務。その後1997年夏の立ち上げからエフエム西東京に関わっている。
★ハッピーう〜たん 団体プロフィール
ハッピーう〜たん事務局はあきゅらいず美養品と多摩東部のコミュニティFM3局で構成されている。
調布FM、むさしのFM、FM西東京は、それぞれエリアの情報発信基地として放送をしてきている。通常はそれぞれ別々に活動。時々共同制作企画を実施。(防災番組、飲酒運転撲滅キャンペーンなど)
今回、多摩東部をひとつのエリアと考えた放送をしようという企画が持ち上がり、10月スタートに向けて現在準備中。
この番組を企画したのが、三鷹市の基礎化粧品販売会社あきゅらいず美養品 。
現在あきゅらいず美養品とFM3局で事務局を作って活動中。
講師より
多摩東部は、自転車で 1時間もかからずに移動できる範囲。
そこで、ここをひとつのエリアとして考え、地域を結んで同時生放送をやろうという企画が立ち上がった。
プロジェクトを立ち上げたのは、「森の中に会社を作りたい」というコンセプトで三鷹市に移転してきたあきゅらいず美養品と多摩のコミュニティFM3局(調布FM、むさしのFM、FM西東京)。
「傍楽(はたらく)」=傍を楽にするのが仕事、という考え方を番組作りに活かし、街の方々とつながりながら番組を制作。
そこで得られたものを全国に発信していこうという企画が動き始めている。
(FM西東京はサイマル放送でインターネットで全国で聞く事が出来るようになった。)
一緒に作っていきませんか?
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第3回 |
●8月29日(日)午後1時〜4時半
ノマドワークスタイル
講師 小山龍介さん(株式会社ブルームコンセプト 代表取締役 共同経営責任者)
事例紹介:東京にしがわ大学
「地域の魅力を発見する参加型フィールドワーク『教室を探せ!』」
講師
酒村なをさん(東京にしがわ大学 学長)
萩原修さん(東京にしがわ大学 職員/デザインディレクター)
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★講師 プロフィール |
小山龍介さん
株式会社ブルームコンセプト 代表取締役 共同経営責任者。
1975年福岡県生まれ。京都大学文学部哲学科美術史卒業。大手広告代理店勤務を経て、サンダーバード国際経営大学院でMBAを取得。松竹株式会社プロデューサーとして歌舞伎をテーマにした新規事業立ち上げに携わったあと、午堂登紀雄氏と株式会社ブルームコンセプトを設立。
HACKS!ノートをはじめとした新商品開発や新規事業プロデュースを手がける一方、ライフハックに基づく講演・セミナー・企業研修を多数行っている。主な著書に『IDEA HACKS!』『TIME HACKS!』『整理HACKS!』(いずれも東洋経済新報社)、『iPhone HACKS!』(宝島社)『STATIONERY HACKS!』(マガジンハウス)などがある。
講師より
情報がクラウドに寄せられるようになって、知的生産のスタイルも大きく変わってきています。
場所にこだわらない、というノマド(遊牧民)型ワークスタイルは、物理的な場所だけではなく、精神的な場所、すなわち所属する組織やすんでいる地域を越えて、自由に行き交うライフスタイルへと発展してきています。そうしたノマドワークスタイルの最前線をご紹介していきます。
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酒村なを さん
東京にしがわ大学 学長
1983年生まれ。東京立川育ち。
元米軍ハウスという「人のつながり」を強く感じるにしがわの「長屋」で育つ。
近頃の希薄な人間関係や街の在り方に疑問を持ったことをきっかけに、立場やバックボーンの違う、
多種多様な人々が集える「場」を作りたいという熱い思いを胸に、日々奔走中。
民族楽器を中心とした音楽ライブを商店街で開催、ハウスのお祭り「HOUSE DE ART」などに携わる。
萩原修 さん
東京にしがわ大学 職員/
デザインディレクター
1961年生まれ。東京国立育ち。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。
大日本印刷株式会社、リビングデザインセンターOZONEを経て、04年に独立。
日用品、住宅、店舗、展覧会、イベント、コンペ、書籍、雑誌、WEBサイトなどの企画、プロデュースをてがける。
「コド・モノ・コト」「中央線デザイン倶楽部」「国立本店」「カンケイデザイン研究所」「かみの工作所」「てぬコレ」など独自のプロジェクトも推進中。
著書に「9坪の家」「オリジンズ」「デザインスタンス」「コドモのどうぐばこ」などがある。
05年には実家のあとを継ぎ「つくし文具店」店主になる。http://www.tsu-ku-shi.net
★東京にしがわ大学 団体プロフィール
“東京にしがわ大学には、校舎はありません。多摩全域がキャンパスです。”
「東京にしがわ大学」は、東京多摩地域をキャンパスに見立て、
誰もが気軽に参加できる「ユニークな生涯学習プログラム」を通じて、
自由で開放的な「新しいコミュニティづくり」をサポートし、
多摩独自の「文化の醸成と発信」を促進するネットワークです。
講師より
それぞれの地域には、さまざまな魅力がある。
あらためて、その魅力を自分の足と目で発見し活用する楽しさ。
”東京のにしがわが、まるごとキャンパス”を掲げ、今年10月の開校をめざす「東京にしがわ大学」が、この6月に開催した「オープンキャンパス」は、ネットの呼びかけで集まった参加者が、多摩エリア30市町村に出向き「学びの場」を探すフィールドワーク。
地域の学びからつながるコミュニティは、働き方、暮らし方にどのように影響するのか。
信頼と共感から生まれる「人と人」「人と地域」の関係について、みんなで考えてみたいと思います。
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