ライフシフト所沢 STEP2 リアルRPGフィールドワークday1
- 日 時
- 2017年12月17日
- 場 所
- 所沢ノード(埼玉県所沢市日吉町4-2 所沢サンプラザ3F)
ファシリテーター
角田 知行(つのだ ともゆき)
NPO法人MYstyle@理事、パーソナルコーチ、ファシリテーター
1956年東京生まれ。 1980年よりシステム・エンジニアの道を歩き始め現在に至る。 システム開発の企画段階において「人々の意見を引き出し、まとめる」ことの喜びと難しさに惹かれ、『人々の対話をサポートする』ことが人生のテーマとなる。
1990年より各地の自治体で「政策立案」「政策形成」「問題発見解決技法」「プレゼンテーション技法」等の研修講師として活躍する。
2006年より1:1でその人と関わるパーソナルコーチとしての活動も始め、国際コーチ連盟(ICF)が認定する『Professional Certified Coach (PCC) 』である。
竹内 千寿恵(たけうち ちずえ)
NPO法人MYstyle@代表理事、広域関東圏CB推進協議会幹事、多摩C Bネットワーク世話人
商店街生まれの商店街育ち。大学卒業後、教育出版会社で編集に従事。
結婚後、1~2年おきに8回の転勤生活。その間の出産、子育ておよび両親の遠距離介護を通じて、地域のサポートの重要性を実感。
その体験がベースとなり2006年11月、コミュニティビジネス活性化を目指しNPO法人Mystyle@こだいらを設立。
仕事は現場主義。兆しを早くキャッチし、ゼロから1のプロジェクトをオリジナルに構築することを得意とする。
プロジェクトの立案から実施まで、スピーディー に推進し実現させることがモットーであり強み。
2人の子どもの母親でもあり、暮らしと仕事のバランスがテーマ。生活感を大切にしている。
レポート
「人生100年時代 ライフシフト所沢」は、11月26日に行われたSTEP1キックオフシンポジウムを皮切りに、12月17日~1月28日のSTEP2リアルRPGフィールドワーク、そして2月11日のSTEP3ネクストステップシンポジウムまで続く、連続5回のプログラムです。
STEP2の初日となるday1は、『探索の旅に出る(フィールドワーク)』。
20代~30代の男女7人が、渡された指令書を手に所沢の町を探索してきました!
午前10時 所沢ノードに集合
11月26日に行われたSTEP1キックオフシンポジウムに参加したメンバーが中心でしたが、それでも、「きちんと話をするのは初めて」というメンバーばかり。
まずは自己紹介を兼ねてのチェックインからスタートしました!
午前11時 所沢ノードを出発し、フィールドワーク開始!
ファシリテーターの角田さんから「指令書」についての説明が行われたのち、くじ引きでチーム分けを行い、緑組と桃組に分かれました。
チームごとに目的地を決め、フィールドワークに使う「指令書」「地図」「腕章」などを手に、緑組は航空公園、桃組は椿峰ニュータウンへと出発!
午前11時~午後3時 緑組は航空公園から所沢駅周辺を探索
(緑組の澤田さん、間瀬さん、濱本さん)*途中で村田さんが合流して4名に。
(90年の歴史がある松屋呉服店さんを訪問)
(航空公園で飛行機を飛ばしている人にインタビュー)
(所澤神明社で癒しの時間)
(手焼きおせんべい店でインタビュー&おみやげ購入)
午前11時~午後3時 桃組は椿峰ニュータウンを探索
(桃組の佐藤さん、粕谷さん、たまこさん)
(椿峰の緑道でインタビュー)
(椿茶屋さんにてランチタイム&作戦会議)
(勝光寺にて感じるミッションを実施中)
(昔通っていた小学校で、ところんを発見!)
午後3時 フィールドワークからの帰還
午後3時に「楽しかった~~」と満面の笑みで帰還した緑組と桃組の7人。
フィールドワークの報告のために、行ってきた場所・行ったミッション(指令)について振り返りを行いました。
午後3時15分~ フィールドワークについての報告(緑組)
57年続く焼団子屋さん・60年続くお煎餅屋さん・90年続く呉服屋さんに加え、旧市役所 や材木置場などの「所沢の歴史」を感じてきた緑組。
目まぐるしく変わっていく現代において、「これからも守っていきたいもの・後世に伝えていきたいもの」について考える機会となりました。
午後3時30分~ フィールドワークについての報告(桃組)
椿峰の緑道を歩いたのち、椿茶屋さんやBakery England St.さんといった素敵なお店を見つけると共に、下山口ではインスタ映えする場所を沢山みつけて写真を撮ってきた桃組。
そして、持ち前のインタビュー力を活かし、みかん農園でバイトをしている大学生から緑道を散歩するおじいちゃんまで、多様な人にインタビューし、これからの生き方・働き方について考える機会となりました。
午後3時45分~ 報告書づくりについての話し合い
今回のフィールドワーク中に手書きで記入した報告書を、ワードやパワポなどに纏める作業を行うべく、チーム内で役割分担をしました。
フィールドワーク中に、しっかりとコミュニケーションをとっていた為、役割分担を決めるのもスピーディーでした。
午後4時~ 交流会スタート
主催者も参加し、1つの輪になっての交流会がスタート。
多様な生き方をしている人が集まっての交流会ということもあり、これからの生き方・働き方を考えるヒントが、ここにも沢山ありました。
day1の様子をまとめた動画です。ぜひ併せてご覧ください!
参加者の声
・新発見ではなく、”再発見”
椿峰ニュータウン~下山口を見て、所沢のように新しい変化/進化をするのではなく、昔から変わらない良さを未来に残していくのも価値があることではないか。
風の音、鐘の音、枯木葉の舞う音は300年変わらない。ただそこから見える景色は様変わりしている。新しい価値ばかりに眼を向けず、これからの未来、変わらない価値を残す/守ることも我々世代の役割かもしれない。
・90年続く呉服屋の店主(おじいちゃま)がちょうど訪れたときに、赤ちゃん用の着物(抱っこする布?)を整えていました。「今は着物が売れなくなった」と言っていましたが、そのあと行った神明社(神社)でちょうど赤ちゃんの厄除けの礼をやっていて、当の着物が使われていました。57年続く焼団子屋や60年続くせんべい屋にも行きましたが、特化することで長く生き残ってきた雰囲気が感じられました。100年生きる時代に生き残るためのヒントのようなものを見つけられた気がしてしています。