ライフシフト所沢 STEP3 ネクストステップシンポジウム
- 日 時
- 2018年2月11日
- 場 所
- こどもと福祉の未来館1階多目的室
実施プログラム
第一部
ストーリーテリング:生まれたまち所沢で紡ぐライフシフトストーリー
ゲスト:峯岸 祐高 氏(株式会社corot代表取締役)
第ニ部
成果発表:人生100年時代の私たちの宝物 プレゼンテーション
第三部
ペア・インタビュー:あなたにとっての人生100年時代
ファシリテーター
角田 知行さん(つのだ ともゆきさん)
NPO法人MYstyle@理事、パーソナルコーチ、ファシリテーター
1956年東京生まれ。 1980年よりシステム・エンジニアの道を歩き始め現在に至る。 システム開発の企画段階において「人々の意見を引き出し、まとめる」ことの喜びと難しさに惹かれ、『人々の対話をサポートする』ことが人生のテーマとなる。
1990年より各地の自治体で「政策立案」「政策形成」「問題発見解決技法」「プレゼンテーション技法」等の研修講師として活躍する。
2006年より1:1でその人と関わるパーソナルコーチとしての活動も始め、国際コーチ連盟(ICF)が認定する『Professional Certified Coach (PCC) 』である。
ゲスト
峯岸 祐高さん(みねぎし ゆたかさん)
株式会社corot代表取締役
1981年埼玉県所沢生まれ。
2006年青山学院大学卒業、4年間民間企業に勤め、2010年株式会社corot創業。
現在は古民家付き農園corot、ファーマーズマーケットころいち、イタリア料理ナチュール、ナ チュールpizza&deliなどを経営している。
会社のミッションは”自然に寄り添う事業を通じて時代 の流れを作り、関わる全てにいい影響を与える”こと。 また2013年より地産地消の“ところ産食プロジェクト”に役員として参加。現在は事務局長として 農家40軒、飲食店80軒、協力業者20軒で地産地消に取り組んでいる。
レポート
「人生100年時代 ライフシフト所沢」は、昨年の11月26日に行われたSTEP1キックオフシンポジウムを皮切りに、12月17日~1月28日のSTEP2リアルRPGフィールドワーク、そして2月11日のSTEP3ネクストステップシンポジウムまでの連続5回のプログラムです。
STEP3は、フィナーレとなる『ネクストステップシンポジウム』。
フィナーレ=終わりではありますが、「何かが終わる時、何かが始まる」という言葉の通り、この日が参加者の皆さんにとって「新しい何かが始まる日」となることを願って「ネクストステップシンポジウム」という名前になりました。
午後1時 オープニングとアイスブレイク
埼玉県庁のご担当者さまからオープニングのご挨拶を頂き、その後、アイスブレイクとして、1分間×3回の自己紹介タイムを行いました。
午後1時20分 ストーリーテリング (峯岸 祐高さん)
古民家付き農園corot、ファーマーズマーケットころいち、イタリア料理ナチュール、ナ チュールpizza&deliなどを運営されている株式会社corot代表取締役の峯岸 祐高さんをお招きして、事業の概要や2010年に起業された経緯などをお話いただきました。
午後1時50分 人生100年時代の私たちの宝物 プレゼンテーション①
STEP2 リアルRPGフィールドワーク参加者からの成果発表。
1番目のチームは「日常の見えないつながりをみつける」というテーマでした。
所沢のまちをフィールドワークした結果、「呉服屋と神社」「椿峰のお蕎麦屋さんと近所のお蕎麦屋さん」「醤油と団子」など、色々な「まちの見えないつながり」に気づき、『ライフシフトのきっかけは、実は日常に(あなたのソバに)あります。自分なりの指令書を持ってまちを歩いてみましょう!』という提案がありました。
午後2時20分 人生100年時代の私たちの宝物 プレゼンテーション②
2番目のチームは「長く続いているもの、継承」というテーマでした。
所沢のまちをフィールドワークした結果、57年続く焼だんご屋さん・60年続くお煎餅屋さん・90年続く呉服屋さんなど、長く続いているお店が多いことに気づき、『新しい価値だけに眼を向けず、これからの未来、変わらない価値を残す/守ることも我々世代の役割かもしれない。』ということを発見したようです。
午後2時50分 人生100年時代の私たちの宝物 プレゼンテーション③
3番目のチームは「どんなタイミングでもキャリアチェンジに挑戦できること。キャリアチェンジに寛容な姿勢」というテーマでした。
このチームには映像のプロがいることから、事前に撮ってきたオープニングムービーを流してからの「フリートーク」方式でプレゼンが行われました。
オープニングムービーについては、以下をご覧ください。
午後3時30分 ペア・インタビュー あなたにとっての人生100年時代
くじ引きでペアを作り、「あなたにとっての人生100年時代」というテーマでペアインタビューを行いました。
ペアインタビューは、どこで行ってもOK!
その為、会場にある畳スペースで話をするペア・カフェで話をするペア、そして外に出て歩きながら話をするペアなど、ペアの多様性に合わせて色々なインタビューが行われました。
午後4時30分 クロージング (人生100年時代をどう生きるか?)
クロージングとして、ペアインタビューを行って感じたことをもとに「人生100年時代をどう生きるか?」について発表し合いました。 4時間という短い時間ではありましたが、「どう生きるか?」ということについて、全員が4時間前とは違う考え方を持っており、まさに「ライフシフト」の日となりました。
参加者の声
・人生で初めてこのようなイベントに参加させて頂きました。何のために生きているのか、第二の人生を模索していた時期なので、とても考えさせられました。一歩ふみだす勇気を頂きました。(50代・女性)
・将来に悩んでいたけれど、とても考えさせられる時間で、やりたいことに取り組める未来になればいいなと思いました。(10代・女性)
・みなさんの、特に若い人たちのパワーを強く感じることができて、とてもよかったです。(50代・男性)
・自分の一つのふしめになった気がします。(20代・男性)