いろいろな家族のカタチフォーラム~公民館創立70周年記念講座「こだいらクエスト」受講生企画・運営講座
家族って楽しい
- 日 時
- 2020年2月15日(土)
13:30~16:30 - 場 所
- 小平市中央公民館
実施プログラム
【プログラム】
第一部:あいち国際女性映画祭グランプリ作品
映画「わたしのヒーロー」上映
佐藤監督ご挨拶
第二部:弁護士による解説「いろいろな家族」
第三部:語ろう「わたしの理想の家族」
レポート
第一部は、映画「わたしのヒーロー」の上映会
学生時代、小平に通われていたという佐藤監督も参加いただき、
イクメンの苦労にフォーカスするこの映画は、実は、大変大変~と語られるワーママからの声から生まれたのだ、と監督自ら解説いただいた。
第二部は さらに視点を広げていくために、講座受講生で弁護士でもある古賀礼子さんによる解説講座。
「いろいろな家族」と題したテーマに沿って
海外では主流になっている共同親権についての訴訟や、夫婦別姓訴訟、パートナーシップ制度、同性婚訴訟、共同養育サポート等々…
なぜ、これだけ、訴訟という形で声をあげているのか
標準的家族像の固定性、それが無意識にも「ふつうのひと」はじめ隅々まで支配しているからこそ、ちょっとでも標準外になったときの生きづらさ、というのが、声をあげようという活動にたどりつくという点で共通しているのではないかと解説。
さらに男性と女性の異性だけが夫婦同姓の結婚をすることができて、その二人から生まれる子どもという単位を標準的家族、とする思い込み・・・。それに該当しない、家族が離婚して辛さを覚えても自己責任。と他人事観で済ましてきた歴史があるのではないか・・・という問題提起
離婚後も父母が協力して子育てする共同養育
↓
血縁にこだわらず子育てを分担する拡大家族
↓
社会的養護が必要な子どものための里親
いろいろな家族のカタチを知って、肯定・応援することが、子どもを助けることになる
目指すは、誰にでも優しい社会
第三部は、”離婚・再婚・別姓婚・同性婚・事実婚・里親・養子縁組・共同養育”について、
「語ろう わたしの理想の家族」と題して
4つのグループに分かれて、和気あいあいと自由に語り合いを。
参加者の声
- こだいらクエストの受講生として、半年学び、単純に発信したいことを好き放題取り組ませていただき、公民館という箱を用意してもらい、市報掲載、チラシの用意、企画の細やかな配慮等ご指導いただいたり、当日の司会や、グループトークの盛り上げに協力してくれた受講生仲間たち、「コンテンツは、任せといて~」と言いつつ、直前本業の重めな仕事もあって、コンテンツの完成は直前、タイムスケジュールもメモ程度しか投げられなかった状態ながらも、テレパシーのごとく支えていただきながら、ストレスなく、企画が実現したことに、ただただ満足でいっぱいです。御礼申し上げます。
- いろいろな家族を考えていこうという動きが確実にあること、第1部の映画のメッセージもからめて、家族のことは、自分たちの心地よいままに選んでいいんじゃないか、ってことを、小平で考えることができたこと、小平サイコーです。