こくカレ2021

まちが”じぶんごと”になる  ~このまちで過ごす時間が増えてきた。そう感じたら、身の回りのあるものに目を向けてみませんか?大切なのは「心のままに」~

市民力UP!(人材育成)

  • 企業の方
  • 個人の方
  • 団体の方
  • 行政の方
日 時
第1回 2021年7月10日(土) 第2回 8月7日(土) 第3回 9月11日(土)第4回 10月23日(土) 第5回 11月13日(土)第6回 12月18日(土) 第7回 2月19日(土)第8回 3月12日(土)
場 所
リオンホール cocobunji WEST 5階 

国分寺市まちづくり部まちづくり推進課/NPO法人Mystyle@

実施プログラム

プログラム

講 師

能作 淳平(のうさく じゅんぺい)

建築家/ノウサクジュンペイアーキテクツ主催

1983年富山県生まれの建築家。2010年よりノウサクジュンペイアーキテクツ主催。故郷の高岡で手掛けた「高岡のゲストハウス」で第15回ヴェネチアビエンナーレ国際建築展にて審査員特別賞受賞。長崎県五島列島での改修プロジェクト「さんごさん」に参加。2010年より国立市の富士見台団地商店街にてシェアする商店街「富士見台トンネル」をスタート。現在、東京理科大学、芝浦工業大学、東京都市大学、東京電機大学の非常勤講師。

 

杉田 直木(すぎた なおき)

ツナギビト

東京都国立市出身。大学卒業後東京ディズニーリゾートで勤務し、イタリアに渡りアンティーク家具修復工房に入工。帰国後、アンティーク山本商店で家具修理職人となる。現在は長野県下條村と国分寺の2拠点に居住し、国分寺市の「イエノウエノカフェ」他飲食店とテーマ型賃貸住宅を経営、農業見習い「ムラノコメ南信州下條村」の生産販売を手がける。国分寺市観光協会理事、社会福祉協議会運営委員、本町南町八幡神社総代。ツナギビトとして、地域つながり協力隊隊長を務める。

多田 純子(ただ じゅんこ)

地域デザイナー

宮崎県出身。美大卒業後制作会社勤務。グラフィックデザイナー、アートディレクターを経て2004年からフリーに。2007年頃から地域コミュニティー活動に参加。「ぶらぶらマップ」制作や「ぶんぶんウォーク」の立ち上げに携わる。2018年に有志で「てのわ部」を結成。アートを中心とした「てのわ市」等のイベントを企画運営。国分寺歴約40年。国分寺モリタテ会会員、ぶんぶんウォーク実行委員会事務局、ギャラリーうぉーく実行委員会、てのわ部部員を務める。

レポート

第1回目 2021年7月10日(土) オリエンテーション&自己紹介 能作 淳平さん講演

今年も定員を超える応募から抽選で選ばれた参加者で始まった 第1回目。
くじ引きで決まったテーブルに分かれてのオリエンテーション。
「今年でこくカレは3回目の開催となり、これまで、通算100名を超える方に参加していただき、新しいコミュニティができつつあります。国分寺に、住んでいる、働いている、だけではない、もっと面白いことができる、これはチャンスです。ぜひこくカレへの参加を生かして、まちを使って自分の想いとわがままを実現してください」という中村校長のお話からスタート。
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おひとりずつの自己紹介タイムには、「過去のこくカレに参加した家族から、“想像以上に楽しいよ!” と勧められて参加しました」というこくカレスタッフにとって、嬉しいコメントも!
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こくカレ2021の第一回目ゲストは、建築家・能作淳平さん。
講演「まちの拠点をシェアする -プロジェクト型コミュニティの可能性」
五島列島 福江島の「人生3冊図書館 さんごさん」をきっかけに深められてきたプロジェクトの手法を、国立(くにたち)のシェア商店「富士見台トンネル」や国分寺の「ぶんじ寮」などで展開されていった思考プロセスを一連の流れで伺うことができました。
能枠さん
「あるものでないものをつくる」「やってみる」「仮説で進んでみる」という考え方など、学びと刺激をたくさんいただけるお話でした。
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 第2回目 2021年8月7日(土) 国分寺を知る課題整理 アイデア出し

前半は、第1回目に宿題として出たフィールドワークのグループ発表から。

テーマ分け

各グループが選択したテーマ「遊び」「学び」「水」「公園」「農」「アート」「住」「緑」に沿って発表。

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交流タイムの後の後半は、国分寺で活躍する ”ツナギビト”の 杉田 直木さんと

”ぶらぶらマップ”制作や”ぶんぶんウォーク”立ち上げに関わった多田純子さんの講演。

杉田さん

杉田さんは国分寺で生まれ育ち、国分寺にこそ地域創生が必要であると強く感じている一人。
「人口減少が叫ばれる昨今、地域の関係人口を増やそうと言われています。それだけでなく、自分としては“絶対人口”を増やしたい。国分寺には13万人の人が住んでいます。今日出逢った人と仲良くなっていくことで、それが実現できるはず」
そんな思いで活動するうちに、熱量のあるつながりが国分寺の中でいくつも生まれ、地域の人に「ツナギビト」と命名され、自然にその肩書きを名乗るようになりました。

発表

多田さんは、行政には作れない市境を超えた地図「ぶらぶらマップ」の制作をはじめたことをきっかけに、地域の様々な人と出会います。
「自分達が楽しむために、やりたいことをやり尽くそうとした結果、様々な人とつながって、行政の力を借りることもありました」
「ぶらぶらマップ」の活動が、やがて「ぶんぶんウォーク」の拠点となっていくまでのストーリーを話してくれました。
杉田さん、多田さんの紆余曲折には、こくぶんじカレッジの1期・2期の受講生たちのエピソードとも通じるものも多くありました。

 第3回 2021年9月11日(土) こくカレ受講生を知る

     宿題「先輩インタビュー」発表・チーム作りに向けた交流会

     ▲オプション講座「アドバイススキルを学ぶ」

第3回目のこくカレは、緊急事態宣言下でもあり、Zoomオンラインでの開催となりました。

まずは宿題の「先輩インタビュー」のペアワークの発表。

その後、チーム作りのために

お互いに何を「やりたい」のか、何を「やっている」人なのかを発表し合いながら

3回にわたり、グループに分かれて交流をしました。

第4回 2021年10月23日(土) チーム作り&取り組みテーマの決定

第3回のZoomでの話し合いも含めて、それぞれが何をテーマに取り組んでいきたいのかを探る。

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誰とチームを組みたいのかを探るために「やりたいことシート」を共有しながらのフリートークタイム。

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その後は ”マグネットテーブル”…同じテーマや価値観、応援したい人などを見つけてテーブルごとに分かれて語り合いを。

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そして各テーブルごとに、それぞれのチームのテーマや、取り組んでいきたいプロジェクトの内容を発表し合いました。

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第5回 2021年11月13日(土)  プロジェクトの中間発表

6チームによるプロジェクトの中間発表が、この日行われました。

6つのテーマは

「#国分寺笑顔プロジェクト」

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「(仮)いとうさん家(ち)」

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「(仮)こくかれ編集室」

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「医師ヤキイモプロジェクト」

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「WHYが共通するチーム」

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「KOKUCAM~子供が主役!やったぜキャンプ」

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各チームが、なぜそのテーマを取り上げたのか背景や動機、どう進めていくのかなどについて、それぞれの発表をきいた後は、互いの意見交換や振り返り、スタッフからのアドバイスの時間をたっぷりと取りました。

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 座学・「伝え方のデザイン」

こくカレプロジェクトデザイナーの萩原修による講義「伝え方のデザイン」

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プロジェクトを相手に伝える上大切なことや具体的な手法などを紹介。

第6回 2021年12月18日(土) 発表準備 見える化

いよいよ発表会に向けて、プロジェクトを見える化。進め方の説明の後は、6チームによる進捗の発表が行われました。1

いとうさんち(仮)チーム

既に実験的に”アートセラピー”と”ネイティブとつながろう”2つのテーマでラボを開催したことを発表。始めは住み開き的に出来ることを考えていたが、逆に場所やジャンルにとらわれず、街での展開をしてゆくことも視野に入れてゆく。

こくぶんじかん編集室チーム

週末を「国分寺」で過ごしたくなるA4サイズのフリーペーパーを作る活動を目的とした。先輩へのインタビューで検討を重ね、制作費についても調査しながら進めている。

医師ヤキイモチーム

こくマルのイベントとコラボして実験的に開催したことを発表。初めてで慣れず、相談よりも販売に忙しかった。今後も場所と予算が課題。

WHYが共通するチーム

「相談喫茶」という名前を付けて実験的に開催。掲示板にお便りが来たりと手応え有り。他者と関わることで本来の自分に戻れることを発見。今後はもっと街の人たちにも来て欲しい。

笑顔プロジェクトチーム

既に700枚近くの笑顔の写真が集まった。1000人集めてモザイクポスターを作ることが目標。国分寺新庁舎以外に掲示できる場所を見つけたい。

こくキャンチーム

2022年10月に1回目を開催することを目標にした。武蔵国分寺公園と小学校との連携での開催を模索中。5月にプレイベント検討している。

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後半は発表会に向けてのグループワーク。各チームとの意見交換やスタッフによるアドバイスなどが行われました。

第7回 2022年2月19日(土)こくぶんじスパイス発表会

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※詳細はこくぶんじスパイスの活動記録へ。

第8回 2022年3月12日(土)振り返り会

こくカレ3期生の最終回は、会場を都立多摩図書館に移して開催。

「こくカレの収穫とこれからの活動」の共有を事務局スタッフも全員が発言。

 

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新たなコラボ活動のチームプレゼン発表も行われました。

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最後には全員で記念撮影。

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