理事の篠原麻里の著書が発行されました。
マリオネット・デイズ(ポプラ社)
初版発行: 2006年12月 サイズ: 19.5cm x 13cm ページ数: 303ページ グレード: 中学生〜 定価: 1,365円 (本体: 1,300円)
本のストーリーは、一人の少女が「自分」をとりもどす 物語。
そして、現実のストーリーは、ひとりの女性が自分の 夢を自分の力で実現させた物語です。
娘から
「お母さんは大きくなったら何になるの?」
と聞かれたのは、彼女が小学校低学年で不登校になり、子どもの将来に不安を感じていた頃。 ちょうど親として 「たとえ学校へ行かなくても、この子がやり甲斐を感じられるような仕事と出会えるように、応援をしてあげよう!」と決意したばかりでした。 ところが娘の一言で 「じゃあ、自分はどうなの?やり甲斐のある仕事とは出会えたの?」と考え込んでしまいました。
それから約十年… 「子どもの本」を自分のテーマに、学校図書館のボランティアをしたり司書として働いたりしてきましたが、この度とうとう夢がかなって本を出せることになりました。
「マリオネット・デイズ」は中学生の女の子を主人公にしたYAですが、恋の物語、そして母親からの自立の物語として、大人の方にもおもしろく読んでいただけると思います。 全ての女性は、いくつになっても「母の娘」なのですから。
多くの皆さまにこの物語を楽しんでいただけたら、とても嬉しく存じます。 機会がありましたら、どうぞご覧くださいませ。
篠原 まり