【終了】ふるさとプロデューサー育成支援事業2016

研修受入:NPO法人MYstyle@ 実施団体:ランドブレイン株式会社 主催:中小企業庁

地域を魅せるプロデュース力UP!プロジェクト  ~「守→破→離」の3つのステップで「自分の型」を発見する90日~

このたび、マイスタイルは「ふるさとプロデューサー育成支援事業」受け入れ先として研修生を募集します。
本事業は、中小企業庁の事業で、地域の多くの関係者を巻き込み、地域の特色を活かした産品をブランド化し、域外に売り出す取組の担い手となる人材(=ふるさとプロデューサー)を育成することを目的として行われます。

座学・研修生受入サポートをマイスタイルが担当し、これまで地域で実践してきたマイスタイルのノウハウの集大成をお伝えします!
また、現場でのOJTはマイスタイル理事でもあるデザインディレクターの萩原修さんが担当します。
数々のプロジェクトを作り上げてきた実践知を学ぶ貴重な機会です!

研修期間は、90日間。
萩原修さんが手掛ける「かみの工作所」と、マイスタイルが手掛ける「テーマ型コワーキング&地域情報サイトの立ち上げ」の、2つの現場を中心にOJTを行い、見学者ではなく、スタッフの一員としてプロジェクトの一翼を担う体験の中から、「世相や地域が変わってもぶれない根源的なプロデュース力」+「変化に柔軟に対応する実践的プロデュース力」の、2つのプロデュース力を体得していただきます。

今回の受入枠は2名で、7月8日が応募締切(消印有効)となります。
手厚く充実したプログラムです。この機会をぜひ活かしてください。
本気のご応募をお待ちしています。

※プログラム詳細は下記をご覧ください。
※お申し込みは、ランドブレイン株式会社が運営する「ふるさとプロデューサー育成支援事業公式ホームページ」からになります。

このような方におすすめ

●ふるさとプロデューサーに必要な、多様なスキルと経験を、OJTを通して、幅広く会得したいと考えている個人、事業者、企業、団体
●ブランド化したい地域資源があるが、具体的・有効なノウハウを持たず、突破口を見つけたいと考えている地域の事業者、企業、団体
●ものづくりを通して地域の魅力を伝えるための発信力を向上させたいと考えている個人、団体
●地域の多くの関係者を巻き込み地域産品のブランド化を推進したいと考えているが、ネットワークの方法に悩んでいる個人、団体

仕事を創る(創業支援)

  • 個人の方
  • 行政の方
  • 企業の方
  • 団体の方
日 時
【研修スケジュール(仮)】
※詳細なスケジュールは、研修生との相談の上決定しますが、合計90日間出席できることが前提です。
※各プログラムの内容は、下記詳細をご覧ください。

●座学研修 (8月26日(金)~28日(日))
 ※ランドブレイン株式会社が開催
   ↓
●ステップ1 「守」 (9月初日~1か月程度)
   ↓
 地元での実践(10日程度)
   ↓
●ステップ2 「破」(1か月程度)
   ↓
 地元での実践(10日程度)
   ↓
●ステップ3 「離」(1か月程度)
   ↓
●成果発表会
場 所
【OJT受け入れ先(予定)】
・NPO法人マイスタイル
 (ハタラボ、BusiNest、新拠点)
・株式会社シュウヘンカ
 (かみの工作所、その他)
・その他、多摩地域を中心とした現場
 (企業、自治体、地域金融機関、ネットワークなど)

【宿泊先(予定)】
ビジネスホテル一茶
東京都小平市学園西町1-25-10
西武多摩湖線 一橋学園駅 南口徒歩5分

滞在先は、当NPOの拠点のある商店街に隣接したビジネスホテルを予定しています。経営しているのは、商店街の中核となる店舗経営者。滞在を通して、地域に根差した商店街とのコミュニケーションも経験できます。
日常の移動手段は、電車・バスなどの公共交通機関を利用します。車の免許などは必要ありません。
定 員
2名

申込はこちらから

研修内容

研修は、段階を踏みながら、「守→破→離」の3ステップで、それぞれ「研修→地元での実践→検証」のサイクルを繰り返し、ふるさとプロデューサーとしての一歩を踏み出します。

ふるプロスキーム

●座学研修(8月26日(金)~8月28日(日))

ランドブレイン株式会社による事前研修。

●Step1 「守」 (9月初日~1か月程度)

・OJTへの参加
・マイスタイルおよび萩原修さんの、基本的な業務理解と実践
・ふるさとプロデューサーの型を学び分析する

●地元での実践 (10日程度)

・地元で地域資源発掘フィールドワーク

●Step2 「破」 (1か月程度)

・OJTに本格参画
・Step1で学んだ型をもとに研修後の事業のビジネスモデルを検討する

●地元での実践(10日程度)

・地元のキーマンインタビュー
・自らのビジネスモデル要素の検証

●Step3 「離」 (1か月程度)

・OJTの仕上げ
・事業計画書作成・プレゼン

●修了までの地元での実践

・地元での実践
・研修の仕上げ、成果発表準備

座学研修の内容

①地域の強み発見ワーク

自分の地域の強みについて振り返り、
商品開発にあたって活用できる物的資源や人的資源について洗い出します。

②ビジネスモデルキャンパスでブランドコンセプトを描く

ビジネスモデルキャンバスを使って、ビジネスプランを可視化する。人、資金、物、情報など、経営の諸要素を関連付けて、ビジネスモデルを組立てるコンセプトづくりを身につける。

※ビジネスモデルキャンパス…組織活動を「顧客」「与える価値」など、9つの要素に分類し、それぞれがどのように関わり合っているかを描き出す手法。

上記①、②の内容をSTEP1~STEP3の中で繰り返し学びながら、
事業のビジネスプランを醸成させていきます。

研修風景

座学研修の様子(2015年度)、講座受講だけでなく、中間報告なども随時入れながら主体的に活動していきます。

OJTで関わる2つのプロジェクト紹介

本研修は、90日間の研修を通じて、以下の①②の2つのOJTを、見学者ではなく、スタッフの一員として、プロジェクトの一翼を担う体験をしていただきます。
OJTの成果は、週に1度、「報告→フィードバック→改善」のPDCAサイクルで検証します。
OJTを通して会得したほしいことは、2つのプロデュース力=「世相や地域が変わってもぶれない根源的なプロデュース力」+「変化に柔軟に対応する実践的プロデュース力」の体得です。

①ふるさとプロデューサー萩原修の「かみの工作所」プロジェクト

企画、連携企業・デザイナーとの打合せ、プロジェクト管理、ブランド化、販路開拓までの幅広い業務を経験していただきます。

かみの工作所

かみの工作所プロジェクトの製品を生産する福永紙工の工場/かみの工作所の展示出展の様子

②マイスタイルが手掛けるテーマ型コワーキングの立上げ、地域情報サイトの立上げ

10月に開設予定の、カフェ・セミナールーム併設コワーキングと、市民連携による子育て支援サイトの立上げ、および初期の運営という”ゼロから1をつくる”プロジェクトに携わっていただきます。
多くのステークホルダーとの打合せにも同行し、いかに巻き込み、関係性を構築するかの手法を学ぶと同時に、サイト構築を通して発信スキルを磨きます。

本研修を通して得られる経験・成果

ふるプロスキーム2

2つの「プロデュース力」を養う

①世相や地域が変わってもぶれない根源的プロデュース力

氾濫するノウハウに翻弄されるのではなく、根源的・本質的な応用力を発揮するためのプロデュース力です。
変化の大きな時代だからこそ、逆に根源的な軸をぶらさないアプローチが求められており、このことにより、一過性の成果ではなく、息の長い力強い成果を生み出す基盤が作られます。
これは、コミュニティビジネスの中間支援団としてのマイスタイルも、デザインディレクターとして数多くのプロジェクトを手掛けてきた「ふるさとプロデューサー」萩原修さんにも共通するあり方であり、強みです。研修を通じて、その本質を体得していただくプログラムを提供します。

②変化に柔軟に対応する実践的プロデュース力

一方で、変化が激しいからこそ、新しく生まれたツールや仕事の可能性には、敏感にアンテナを立てて、目利きをし、必要であれば柔軟に取り入れ、普及させていく実践的プロデュース力にも磨きをかけます。

そのほかに得られる経験・成果

●地域のアクションを通じた地域ネットワークの構築、巻き込み方

●自らの地域資源(ヒト・モノ・コト・情報)の再発見

●地域商品の魅力を引き出すブランディング方法

●独自の強みを生かした事業コンセプトづくりと具体的な数字に裏打ちされた事業計画の立案

●プレゼンテーションスキルの向上

 

お申し込み

昨年度の実績

昨年度は、中期(30日間)での受け入れを行いました。
今年度は長期(90日間)になるため、昨年度に比べ、より現場における実践の中で力を付けていただくことを重視したプログラムとなっています。
昨年度のプログラムは、以下をご覧ください。

講 師

萩原 修(はぎわら しゅう)

デザインディレクター/NPO法人MYstyle@理事/株式会社シュウヘンカ共同代表/明星大学デザイン学部教授

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。大日本印刷株式会社で約10年、リビングデザインセンターOZONEで約10年勤務後、2004年に独立。日用品、住宅、店舗、展覧会、展示会、イベント、コンペ、書籍、雑誌、ウェブサイトなどの企画、プロデュースをてがける。

手がけた主なプロジェクトとして、
「かみの工作所」「つくし文具店」「コド・モノ・コト」「てぬコレ」「かみみの」「3120」「モノプリ」「中央線デザインネットワーク」「国立本店」「西荻ペーパートライ」「国分寺さんち」「旭川木工コミュニティキャンプ」「クラフト・センター・ジャパン」「東京にしがわ大学」「ののわ」「たまら・び」など。
著書に「9坪の家」「オリジンズ」「デザインスタンス」「コドモのどうぐばこ」などがある。

竹内 千寿恵(たけうち ちずえ)

NPO法人MYstyle@代表理事/広域関東圏 コミュニティビジネス推進協議会幹事/多摩CBネットワーク発起人・世話人/小平市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進委員会委員/こだいら観光まちづくり協会理事/

商店街生まれの商店街育ち。大学卒業後、教育出版会社で編集に従事。
結婚後、1~2年おきに8回の転勤生活。その間の出産、子育ておよび両親の遠距離介護を通じて、地域のサポートの重要性を実感。
その体験がベースとなり2006年11月、コミュニティビジネスの活性化を目指し当NPO法人を設立。

仕事は現場主義。兆しを早くキャッチし、「必要だけれど無いものは、つくろう」ということで、ゼロから1のプロジェクトを、関係者を巻き込みながら、オリジナルに構築することを得意とする。
プロジェクトの立案から実施まで、スピーディー に推進し実現させることがモットーであり強み。
二人の子どもの母親でもあり、仕事人・生活者・個人が自然に融合した暮らし方がテーマ。地に足の着いた生活感を大切にしている。

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