「日本は、2045年に『平均寿命100年』時代に突入」という、内閣府の予想がでています。
27年後の2045年、あなたは、あなたの身近な方たちは、どこで、どんな未来を迎えているでしょう?
昔、人生50年だった頃、「お年寄り」は貴重な存在でした。
身体は衰えても、「知恵」や「経験」で尊敬されていました。
やがて、日本は人生80年を超える長寿社会になりましたが、
介護や認知症や老後破産などの課題が浮き彫りになり、
「長生きすること=幸せ」と言えない時代がやってきました。
そして現在、「人生100年時代」に向けて、
新たな生き方・働き方を切り拓く社会が始まっています。
人生100年時代にどう向き合うか、どんな戦略で臨むか、
それは20代、30代、40代、50代、60代、70代、
すべての世代の方にとって「自分の問題」です。
だとすれば、「元気で」「楽しく」「充実した」100年にしたい!
本講座は、そんな想いを、一歩進めるための講座です。
本講座では、
いま起こっている変化が、シニアをはじめとした多くの世代の方たちの
「生き方、働き方」にどう影響し、なにを生んでいるのか、
その方向性や実態について学び、
未来について考える契機を提供することを目指すものです。
具体的な事例を通して、ライフシフトにスポットをあて、
「今後の変化を予測し、変化を取り入れる」ヒントを提供します。
本講座が皆さんの、
充実した学び、新たな発見、嬉しい出会いの場となりますように!
このような方におすすめ
人生100年時代の新しい生き方・働き方、ライフシフトに関心のある方
- 日 時
- 2018年3月4日(日) 13時~16時30分
- 場 所
- 嘉悦大学 A211教室(小平市花小金井南町2-8-4)
「花小金井」駅南口下車徒歩7分 ※詳細は下記に記載 - 参加費
- 無料
- 定 員
- 30名
- 申込締切
- 2018年3月1日(木)
プログラム
〇オープニング
〇ゲストトーク①
「高齢者が元気になる映画館に見る新しい福祉の形」
ゲスト講師:青山 大蔵氏(株式会社シーズウィッシュ代表取締役社長、アミューあつぎ 映画.comシネマ 館主)
http://atsugieiga.com/
詳しいプロフィールはページ下部までスクロールしてご覧ください。
アミューあつぎは、2014年オープンの株式会社シーズオブウィッシュが運営するミニシアター(映画館)。
高齢者が毎日を豊かに生きていくために、誰かと出会い、ワクワクできるような場が必要なのではないか。
その実現の場を映画館に求めた事例として注目を集めています。
前身はパルコが運営していた「厚木パルコ」であり、閉鎖後に厚木市が購入後、リニューアルしたもの。
オープン当初は、批判的な市民もいましたが、3か月で500人に対して説明を続けた結果、市民も理解を示すようになったということです。
その後、高齢者が日々集う映画館として、高齢者保養施設に認定されています。
来館者数は3年間で16万⼈を超え、今年度はついに単年度⿊字を実現できる⾒込み。
これまでの枠組みに当てはまらない、新しい福祉のかたちについて、仕掛け人青山さんにお聞きします。
〇ゲストトーク②
「映画×フューチャーセッションがもたらす自己変容からの行動変革」
ゲスト講師:菊地 真紀子氏(NPO法人ワップフィルム 事務局長)
https://wupfilm.jimdo.com/
詳しいプロフィールはページ下部までスクロールしてご覧ください。
シナリオ作りから制作、上映会まで、
映画作りを多様な主体の参加で実現させているワップフィルム。
上映は配給に頼らず、自治体、企業などを巻き込みながら、市議会会場、大学、銭湯などを会場に、ユニークな上映会×対話の場を実現。
商店街空家をリノベーションした拠点キネマフューチャーセンター(大田区)で行われるロングラン上映会は、70回以上開催されています。
これらの上映会後は、毎回、
フューチャーセッションも同時開催されていることが大きな特徴です。
その取組みからは、地域に生きる多様な市民が、それぞれの生き方を内省し、そこから生まれた種が新たな共鳴と潮流を生む動きへと広がっています。
〇質問トークライブ
〇エンディング
嘉悦大学経営経済研究所公開講座「人生100年時代のライフシフト」について
本講座は連続3回講座です。
第1回から第3回まで、通しでも単発でもご参加いただけます。
どうぞ、ふるって、ご参加ください。
第1回ほしい未来は自分で作る
~住民×多様な主体による課題解決プロジェクト
詳細 http://mystyle-kodaira.net/event/kaetsu-lifeshift1/
【日時】2018年2月18日(日) 13時~16時30分
【ゲスト講師】
- 藤倉 潤一郎氏 地域協働推進機構 代表取締役
http://tokorozawa.seedx.jp/
「多様な地域課題の解決にリビングラボで挑む」 - 小澤 浩氏 NPO法人ユーアイネット柏原 代表理事
http://www.sayama-ui.net/
「高齢化したニュータウンを住みよいまちに!住民自ら生活支援と集いの場づくり」
第2回 映画が切り拓くライフシフトの地平(本ページ)
第3回 100歳になっても自分らしく働き、いきいきと暮らし続けられる社会に
詳細 http://mystyle-kodaira.net/event/kaetsu-lifeshift3/
【日時】2018年3月11日(日)13時~16時30分
【ゲスト講師】
- 桑原 静氏 シゴトラボ合同会社代表
https://www.baba-lab.net/
「100歳まで働けるモノづくり工房」 - 鮎川 雄一氏 ピースコミュニケーション 代表
https://www.facebook.com/peace.2016.3.11/
「介護業界のイメージを変えよう」
本講座に関するお問合せ先:NPO法人マイスタイル
下記URLのフォームよりお問合せ下さい。
http://mystyle-kodaira.net/contact/
講 師
青山 大蔵氏(あおやま たいぞう)
株式会社シーズウィッシュ 代表取締役社長、アミューあつぎ 映画.comシネマ 館主
1968年大阪府生まれ。
金沢工業大学大学院工学研究科修士課程ビジネスアーキテクト専攻修了。
DIRECTV JAPAN、産業能率大学総合研究所等を経て、2015年、公共施設の戦略的有効活用による「地域共生型映画館」を運営し地域コミュニティ再生に取り組む株式会社シーズオブウィッシュを起業。
「映画のソーシャル・ユース」を提唱し、映画を単なるエンタテインメントではなく、地域課題解決の手段として活用する手法を確立。高齢者介護、子どもの貧困の連鎖、さらには引きこもりの若者の社会復帰における地域市民の理解促進を主なテーマとして活動している。
http://atsugieiga.com/
菊地 真紀子氏(きくち まきこ)
NPO法人ワップフィルム 事務局長
1963年 東京都大田区生 以来大田区在住。
1988年10月(株)アロマインデリア設立(港区)。住空間の企画提案、演出、街づくり提案に従事。2010年4月合同会社VALN設立(大田区)。
地域資源に価値を見出し、新しい視点と組合せを付加して広報する、地域連携コーディネーターとして活動している。同、7月ワップフィルムの設立主旨に賛同し、広報支援の形で活動に参加。
現在、ワップフィルム制作映画「未来シャッター」上映後に開催するフューチャーセッションの企画提案、ファシリテーターの役を担っている。
ライフワークとして地域で子どもを支える「こどもしあわせミーティング」の活動を続けている。
https://wupfilm.jimdo.com/
コーディネーター
竹内 千寿恵(たけうち ちずえ)
NPO法人MYstyle@ 代表理事
NPO法人マイスタイル 代表理事/ 広域関東圏 コミュニティビジネス推進協議会 幹事/多摩CBネットワーク世話人
商店街生まれの商店街育ち。結婚後、1~2年おきに8回の転勤生活。その間の出産、子育ておよび両親の遠距離介護を通じて、地域のサポートの重要性を実感。その体験がベースとなり2006年コミュニティビジネス活性化を目指しNPO法人マイスタイル設立。