こだいらNPO体験セミナー2021に参加し、夏期大学生を受け入れ中です。

2021.08.10 更新

 今夏、マイスタイルは、地元小平市との関係をより深めるために、『こだいらNPO体験セミナー2021』に参加しています。
実施主体は、こだいらNPOセミナー第17期推進委委員会で、主催大学:嘉悦大学・白梅学園大学・武蔵野美術大学と小平市地域振興部市民協働・男女参画推進課が、共催:NPO法人小平市民活動ネットワーク・小平市社会福祉協議会こだいらボランティアセンター・小平市大学連携協議会と協力して、このイベントを開催してくれています。

 その一環として、NPOに興味のある大学生のNPO体験を受け入れています。大学生の活動期間は、9月中旬までです。9月19日(日)に大学生の成果発表会が行われます。
参加してくれている大学生に、活動の一環として、参加の目的や動機をレポートしてもらいました。

1.参加の経緯

 大学3年の春、気が付けばもう大学も折り返しを過ぎており、来年には就職活動が始まってしまうという状況であった。そこで自分の大学生活を振り返ってみると、新型コロナウイルスの影響もあり、主体的に行動した経験や何か物事に熱中した経験が乏しいと感じた。

 そんな中、大学の掲示板を見ていると『こだいらNPO体験セミナー』というイベントが目に留まった。
 これは、大学生が夏休みの期間にNPO活動を体験できるというものであった。以前からNPOには興味があり、ある程度時間に余裕のある大学生のうちに体験してみたいと考えていたため、参加することを決心した。

2.体験先決定の経緯

 6月27日にzoomを通じて説明会が行われた。
 
 まず初めに白梅学園大学名誉教授・社会福祉法人つむぎ理事長の山路憲夫さんからなぜNPOセミナーを始めたのかについてのお話をいただいた。その後、体験参加先のNPO・市民活動10団体がそれぞれ自分たちの活動の説明があり、その中で興味を持った団体から受け入れプログラムについてのより詳しい説明をいただくという流れであった。

 いくつか魅力のある活動をしている団体があった中で、NPO法人マイスタイルを選んだ。

 コミュニティビジネスによる地域の課題解決を通じて暮らし続けたいまちづくりを推進している団体であった。
 選んだ具体的な理由としては主に2つある。1つ目は、自分自身の研究の手掛かりとなるからである。大学では労働経済学を専攻しており、特に地域格差についての研究をしようと考えている。マイスタイルの「暮らすまちで、仕事をつくる」という取り組みは地方での新たな労働を生み出し、首都圏との就業機会の格差を改善させる可能性を秘めている。そこで、活動内容をより詳しく知ることで地域格差の解決策が見つかるのでないかと考え、選んだ。2つ目は就職してから役に立つからである。多くの人との交流を通じてコミュニケーション能力の向上が望めるのはもちろん、チャレンジする人を支援するという取り組みから得られる知識は就職を希望している損害保険業界で、より良いまちづくりを目指すという取り組みから得られる知識はデベロッパー業界で役に立つと考えている。以上の理由から、マイスタイルの活動を体験することに決めた。

前のページへ戻る