【代表理事就任のごあいさつ】萩原修
2022.08.01 更新
「暮らすまちで、仕事をつくる」マイスタイルを開いていきます。
「NPO法人マイスタイル」は、16年前に東京郊外にある小平市で産声をあげました。小学校のPTAの仲間によって設立された団体です。竹内千寿恵さんというパワフルで志の高い人を中心に、自分たちの暮らすまちに仕事をつくることを目指して活動をはじめました。
地域の課題を解決するコミュニティビジネスを推進する中間支援団体として、地域人材育成、創業支援、地域のネットワークづくり、まちの魅力の情報発信、自治体や企業の地域連携のための研修など、様々な取り組みをおこなってきました。
ぼく自身が「マイスタイル」の理事になったのは、いまから10年ほど前。学びでつながる「東京にしがわ大学」という活動や、多摩信用金庫が企画している地域情報誌「たまら・び」の小平号をお手伝いしたことがきっかけでした。
竹内さんの直観によって理事に誘われ、NPOがなんなのかもわからない中、興味本位でお引き受けすることにしました。いっしょに活動する中で、ソーシャルキャピタルという言葉を知り、サイトのリニューアルや、事務所であり働くことを考える拠点「ハタラボ」の立ち上げなど、デザインでできることでサポートしてきました。
2019年度から「こくぶんじカレッジ」という国分寺市との協働事業をマイスタイルが手がけることになり、自分が育ったまちとの関係も深くなっていきました。住んでいる国分寺市からマイスタイルの事務所のある一橋学園の商店街へ自転車で通う中で、自分とマイスタイルとの関係が深まっていった感じです。
そして、今回、代表理事であり事務局長でもある竹内さんが体調を崩されたことをきっかけにして、マイスタイルの体制を見直すことになりました。その結果、私が代表理事を担うことになりました。これまで培ってきたネットワークとノウハウを活かしながら、これまでとは違う方法も模索して「暮らすまちで、仕事をつくる」を軸に、マイスタイルを開いていきたいと思います。
ようやく16歳になったマイスタイル、まだまだ発展途上です。みなさんといっしょに、地域の暮らしと仕事を良くするNPOとして、育んでいければと思います。どうぞよろしくお願いします。
2022年8月1日。
2代目代表理事 萩原 修