基調講演講師
桧森 隆一 さん
嘉悦大学副学長/経営経済学部教授
嘉悦大学副学長/経営経済学部教授。日本文化政策学会理事、静岡県文化政策審議会委員。
ヤマハ株式会社 音楽企画制作室室長として、約15年自治体や公共ホールが主催するコンサート、音楽イベントの企画制作、博覧会・国民行事・式典の音楽イベントの企画制作、企業の地域文化貢献活動などに幅広く携わったのち、2008年4月より嘉悦大学教授。文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策等を広く研究。
桧森隆一の団塊ブログ http://www.actiblog.com/ himori/
トークライブゲスト
松江 勇武 さん
(株)武蔵野映画社代表。プロデューサー。吉祥寺ハモニカ横丁で居酒屋を営む。
吉祥寺北町の中華料理店を舞台に青春映画『セバスチャン』(2009年)ではじめて制作プロデュースを手掛け、2作目のプロデュース作品2010年制作の『あまっちょろいラブソング』は吉祥寺バウスシアターで2週間のレイトショーの後、高崎映画祭、多摩映画祭、ドイツハンブルク映画祭に公式上映後、名古屋、大阪、広島、神戸で興行上映される。
2012年、最新作『あんてるさんの花』ではエグゼクティブプロデューサーを務めている。
一作品毎に着実に活動の足場を堅め、地域との信頼関係を築きながら進めてきた活動が認められ、『あんてるさんの花』は、武蔵野フィルムコミッションとも連動した動きに発展した。
2012年10月武蔵野映画社設立。劇映画の制作、市民向けの映像ワークショップ、武蔵野市の記録映画ライブラリ『むさしのアーカイブ』事業などを展開している。
武蔵野映画社 http:// www.musashinoeiga.com/
〇「あんてるさんの花」について
武蔵野市吉祥寺を拠点にしたプロジェクト『ムサシノ吉祥寺で映画を撮ろう!』第3弾。
2012年6月19日公開。
オール武蔵野市ロケで撮影された。
地元、吉祥寺バウスシアターでは、3週間で1600人の動員を記録。
吉祥寺の路地裏、ハモニカ横丁の居酒屋を舞台に、店主と常連客たちとの交流を描くヒューマン・ストーリー。
花びらを触ると幻が見えるという不思議な花をめぐり、店に集まる人々に起こる心温まるエピソードをつづる。
主演は、『踊る大捜査線』シリーズや『武士の家計簿』などの小木茂光。
ほかに主人公の妻に『能登の花ヨメ』などの田中美里、常連客に徳山秀典などがふんする。
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高橋 和勧 さん
NPO法人ワップフィルム理事長、俳優、監督、内閣官房地域活性化伝道師。自ら
俳優として映画制作に参画した経験と、地域内に於いて草の根活動で培われた、「実体験0ベースのコトづくりが、明るい未来社会を制作する」をモットーとして活動している。
2010年大田区民の寄付金による地域力応援基金スタートアップ助成事業として「商店街な人」を制作。企画、脚本、プロデューサー、監督、俳優5役をこなし2010年10月クランクアップ。
市民全員参加型秩序のプロセスを貫く。
地域創造循環型ネットワークの具現化で総製作費50万円。新しい形のリージョンフィルム(地域映画)のボトムアップな取組が多くのメディアで紹介される。
2011年NPO法人ワップフィルム理事長に就任。
以降「商店街な人」上映イベントキャラバン展開。
公共施設、商店街、町工場などの他、銭湯の浴場を活用した初映画上映イベントに挑んだ。映画をきっかとした新たな産業創出、地域連携を推進している。
現在、地域課題を提起し、各地で映画とまちづくりをテーマとした対話型上映未来セッションを実施し、更には主体的市民の育成事業、講演活動も展開している。
NPO法人ワップフィルム http://wupfilm.jimdo.com/
〇「商店街な人」について
大田区蒲田地区を中心舞台として制作された未来セッション型地域映画。
全ての様々な職業の市民が主役となって協働し、地域社会問題を新しい形の映画で解決しようと挑んだ作品。
大田区行政、京急電鉄蒲田問題へスポットをあてる。
東京都23区のうちでも1、2位を争う数の商店街、中心産業であるものづくり工場の技術なども描き出している。
地元の若者が自分たちのまちを「映画」という手法によって、活性化していこうと挑戦するストーリーには、「自分たちでまちの未来ビジョンを描いていく」というメッセージがこめられている。
現状の課題解決をとらえ、少し先の未来の提示を投げかけている。
2012年松本映画祭プロジェクト特別招待作品に選定。
栗山 宗大 さん
ものがたり法人FireWorks脚本家・プロデューサー。
「ニッポン中のまちを映画で元気にしよう!」と、映画監督・林弘樹氏らとともに、2003年、地域密着型・市民参加映画を企画・実施する、映画製作会社 FireWorksを起業。
映画「らくだ銀座」で脚本家デビュー。
FireWorks は、日本初となる「市民参加型映画事業」のモデルをデザインし、日経地域情報化大賞MJ 賞や地域づくり総務大臣表彰を受賞。
自治体・企業のコンテンツプラン、映像による人材育成プログラム、市民向け映画ワークショップ事業などを、独自の物語論によって構築している。
ものがたり法人FireWoks http:// www.fireworks-film.com/
〇「ふるさとがえり」について
13のまちが合併した人口56,000人のまち岐阜県恵那市を舞台に市民総参加により、地域の関係性を見直し、絆を1つにし、6年の歳月を経て完成。
消防団とまちの人々のドラマから、地域における“つながり”を描き、ひとつ屋根の下、大家族の様な“ふるさとの姿”を描く物語。
全国各地で上映会を開催し、地域は地域で守るためのつながり・コミュニケーションの大切さ、地域防災や地域振興を含め、まちづくりにおける様々メッセージを伝えている。
市川 裕之 さん
小平市職員(地域文化課)
ジャーナリスト楽校inこだいら事務局長
バンド Big市川&B3 ボーカル
本業では、文化振興・国際交流・大学連携に取組み、小平市役所職員有志による「ジャーナリスト楽校inこだいら」では、事務局長として、「地域の情報発信に関する人材育成」を行っている。
また、Big市川&B3 ボーカルとして、音楽活動を展開し、HP“こだいら奏でるMAP”の制作で、「音楽・映像による地域の魅力表現」も行っている。
こだいら“奏でる”マップ http://kodairakmap.web.fc2.com/
〇「こだいら“奏でる”マップ」について
「こだいら」という街の表現方法は、幾通りあるのだろう?
素敵なものを見つけた数だけ、見つけた時の笑顔の数だけ、
いろんな「こだいら」が増えていく
いろんな「こだいら」で紡いだ 音・ことば・絵は
ゆっくり、広がり・伝わり・動かす
一度ひらいてみてください
こだいらに所縁のある人が集まって作ったサイト「こだいら“奏でる”マップ」
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