ソーシャルキャピタルカフェ3「地方創生×草の根イノベーション」
市民版草の根の「地方創生戦略」を考えるキックオフイベント
- 日 時
- 2015年6月27日(土)
- 場 所
- 中小企業大学校東京校 BusiNest
実施プログラム
第一部 ゲストトークを通して今を知る
〇2025年からの手紙 ~拝啓 2015年地方創生元年の私へ~
講師:竹内 千寿恵(NPO法人MYstyle@代表理事)
〇地域包括ケアシステムって何だろう? ~変わること、はじまっていること、これから~
講師:山田 芳子さん(あいぼーでんワークスタイルイノベーション代表)
〇これからのまちの仕事づくり ~東京ホームタウンプロジェクトから考えたこと~
講師:今井 仁志さん(NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター事務局)
第二部 多様な立場で、まじりあい、語り合う・・・
〇【ワーク】2025年への旅~2025年、あなたが切り取るその姿~
ファシリテーター:角田 知行(NPO法人マイスタイル@理事)
〇【シナリオワーク、寸劇】2025年 未来劇場
ファシリテーター:角田 知行(NPO法人マイスタイル@理事)
講 師
山田 芳子さん(やまだ よしこ)
あいぼーでんワークスタイルイノベーション代表/特定社会保険労務士/アンガーマネジメントファシリテーター
法政大学法学部法学科卒業。2001年社会保険労務士事務所を開業。地域の「しごと」創りを支援する「事業と職員の人生を尊重し、ともに成長する組織を創る」を経営理念に、各種コンサルティング活動を展開中。日本福祉施設士会、愛媛県社会福祉法人経営者協議会にて、施設庁研修など人事労務関連研修などのセミナー講師としても活躍中。
著書に『図解でわかる介護保険の改正ポイント(2015年度実施)』(アニモ出版)などがある。
今井 仁志さん(いまい ひとし)
NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター事務局/東京ホームタウンプロジェクト(多様な主体の地域貢献活動による地域包括ケアの推進事業/東京都)
学習院大学法学部政治学科卒。大手ゼネコン勤務の後、教育業で独立。
プロ家庭教師として活動しながら、塾講師、保育園~高校等での勤務、無料学習支援活動(2014年NPO法人化)や塾経営を行う。
2014年よりCBS職員として勤務。
ファシリテーター
角田 知行(つのだ ともゆき)
システムエンジニア/パーソナル・コーチ/ファシリテーター
1956年東京生まれ。 1980年よりシステム・エンジニアの道を歩き始め現在に至る。 システム開発の企画段階において「人々の意見を引き出し、まとめる」ことの喜びと難しさに惹かれ、『人々の対話をサポートする』ことが人生のテーマとなる。
1990年より各地の自治体で「政策立案」「政策形成」「問題発見解決技法」「プレゼンテーション技法」等の研修講師として活躍する。
2006年より1:1でその人と関わるパーソナルコーチとしての活動も始め、国際コーチ連盟(ICF)が認定する『Associate Certified Coach (ACC) 』である。
松澤 拓矢さん(まつざわ たくや)
Spring works代表/対話ラボ代表
大学卒業後、エンジニアとして自動車部品会社に就職するが、国際交流イベントをきっかけに、人を元気にする仕事がしたいと思い、転職。現在は、チームビルディング研修の仕事の傍ら、対話ラボ、会議ラボ、教育カフェなど、仲間とコミュニティをつくり、様々なテーマで対話のイベントを企画運営中。対話ラボでは、ワールドカフェ勉強会、OST3回連続勉強会などを主催。
レポート
企画趣旨
3回目の開催になるソーシャルキャピタルカフェ、
今回のテーマは「地方創生×草の根イノベーション」
地方創生、共助社会づくり、地域包括ケアシステム…最近よく聞くこれらの言葉。
新しい時代の働き方や、仕組みづくりに深くかかわる流れについて知り、
まちに暮らす一人ひとりの立場で、暮らすまちの未来を考えアイデアを紡ぐ、
いわば市民版草の根の「地方創生戦略」を考えるキックオフイベントとして開催しました。
第一部について
第一部での上映動画、
「2025年からの手紙」とRESAS動画
活用方法についてもお話させていただきました。
ゲストスピーカーには、特定社会保険労務士の山田芳子さんと
NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター事務局の今井仁のお二人をお迎えし、
山田さんには、「地域包括ケアシステム」とはどのようなものなのか、
また、それを実践している事例の紹介も交えながらお話していただきました。
今井さんからは、今年度からスタートした「東京ホームタウンプロジェクト」に
ついてお話いただきました。
第二部について
まずはワーク「2025年への旅」。
家族、仕事、社会、自分を取り巻くあれやこれやの10年後を思い描きました。
静かに、じっくりと自分と向き合う時間でした。
ワークのあとにはみなさんで感想のシェア。
後半戦はシナリオワーク+寸劇「2025年 未来劇場」。
たくさんのキーワードから2つを選んで組み合わせます。
「2025年の〇〇×〇〇」、選んだキーワードから思い描く、
未来のシナリオを話し合います。
もちろん、実演していただきました。
終了後は交流会をしました。
場や団体を持って、活動されている方、行政の方、
これからアクションを起こそうとされている方、
多様な立場のみなさんにご参加いただき、盛況のイベントとなりました。